リースバックの基礎知識リースバックとは、ご所有の不動産を売却しても、新たな所有者との賃貸契約を結ぶことで、賃料を支払いながら引き続きその不動産に住み続けることができます。また、将来的に買い戻しができる点も魅力のシステムです。 リースバックの基礎知識リースバックとは、ご所有の不動産を売却しても、新たな所有者との賃貸契約を結ぶことで、賃料を支払いながら引き続きその不動産に住み続けることができます。また、将来的に買い戻しができる点も魅力のシステムです。

リースバックとは、ご所有の不動産を売却しても、
新たな所有者との賃貸契約を結ぶことで、

賃料を支払いながら引き続きその不動産に
住み続けることができます。
また、将来的に
買い戻しができる点も魅力のシステムです。

リースバックがやばいと言われるのはなぜ?後悔しないためのポイントも解説

更新日:2025.06.30

住まいるリースバック

リースバックは、自宅を売ってまとまった資金を調達し、賃借人として、売却した自宅に住み続けられるサービスです。興味があるけれど、「やばい」「やめとけ」などの情報を耳にして不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

本記事では、一般的にリースバックがやばいと言われる6つの理由を解説します。

後悔しないためのポイントや信頼できるリースバック事業者の選び方も紹介するので、ぜひご覧ください。

リースバックをご検討の方へ

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リースバックがやばいと言われる6つの理由

リースバックは、老後資金やローンの返済、相続などの問題や不安を解決し得る手段のひとつで、違法性はありません。

しかし、仕組みが十分に理解されていないなどの理由で、「やばい」と言われることがあります。

  • リースバックの仕組みが誤って理解される場合があるから
  • 通常の売却価格よりも低くなる傾向があるから
  • 家賃が周辺相場より高くなる場合があるから
  • 買戻し価格が売却価格よりも高くなるから
  • ずっと住み続けられるとは限らないから
  • 違法な業者も存在するから

リースバックの仕組みを正しく理解したうえで検討しましょう。

理由①リースバックの仕組みが誤って理解される場合があるから

「自宅を売っても住み続けられる」点がリースバックの大きな特徴ですが、通常の不動産売却と比べて仕組みが複雑です。

リースバックに対する関心度等によるアンケート調査の結果によると、近年リースバックの需要は高まっているものの、リースバックの仕組みを知っている方は、回答者の2割程度で、まだ認知度は高くありません。そのため、仕組みが十分に理解されないまま「やばい」と言われることがあります。

項目 割合
はじめて聞いた 65.0%
仕組みは知らなかったが名前は聞いたことがある 12.9%
おおまかだが、仕組みは知っている 17.7%
仕組みをよく知っている 4.5%

※出典:国土交通省 株式会社 価値総合研究所「リースバックの現状について

自宅を売っても住み続けられ理由は、リースバック事業者に対し、自宅を売却すると同時に、売却した自宅について、リースバック事業者との間で、賃貸借契約を結び、借主として引き続き住むことができるためです。リースバック契約は、不動産売却契約と賃貸借契約を組み合わせたサービスであり、怪しいサービスではありません。

リースバックの仕組みやメリット・デメリットを詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

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理由②通常の売却価格よりも低くなる傾向があるから

リースバックを利用して自宅を売却した場合の売却価格は、通常の売却と比べて低くなる傾向があります。一般的には、不動産市場の相場のおおむね60%~80%前後です。

ただし、自宅の売却価格は、リースバック事業者や地域、物件の状態、流通性などによって異なるため、比較・検討した上で契約する姿勢が大切です。

また、売却価格が低いほど家賃が下がるため、一概にデメリットとはいえません。

理由③家賃が周辺相場より高くなる場合があるから

リースバック契約を利用して、売却した自宅について、賃貸借契約を締結した場合、「家賃が高い」と言われる場合があります。

リースバック契約を利用して、売却した自宅について、賃貸借契約を締結した際の家賃は、売却価格や期待利回りなどをもとに算出される仕組みです。よって、周辺の家賃相場よりも高くなる場合があります。

また、通常の賃貸物件と同様に、契約更新の際に家賃が値上げされるケースもあります。リースバック契約を利用して、売却した自宅について、賃貸借契約を締結した場合に限らず、通常の賃貸物件であっても、家賃が支払えなくなり、滞納が一定期間続くと、最終的には退去しなければならないと理解しておきましょう。

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理由④買戻し価格が売却価格よりも高くなるから

リースバック契約を利用して自宅を売却すると、自宅の所有権を失いますが、契約内容によっては将来的に、売却した自宅の買戻しが可能です。

ただし、買戻し価格は一般的に売却価格に諸経費を上乗せした金額となります。

将来的に所有権を買戻したいと考えている場合は、買戻し条件・価格も考慮した検討が必要です。

理由⑤ずっと住み続けられるとは限らないから

リースバック契約を利用して、売却した自宅について、賃貸借契約を締結した後に、退去を迫られることもあると聞き、不安になっている方もいるのではないでしょうか。賃貸借契約には、「定期借家契約」と「普通借家契約」の2種類があります。

定期借家契約 契約で定めた期間が満了すると賃貸借契約が終了し、更新がない契約(双方の同意があれば再契約が可能)
普通借家契約 正当事由がない限り契約が更新される契約

普通借家契約では、賃貸借期間が満了しても、借主が希望すれば契約が更新されます。

一方、定期借家契約は住む期間が決まっている契約です。借主が住み続けたいと思っても、貸主が同意せず、再契約できないケースもあります。

賃貸借契約の内容によっては、希望する期間住み続けられない可能性があるため、定期借家契約と普通借家契約の違いを正しく理解しましょう。

AG住まいるリースバックでは、リースバック契約を利用して、自宅を買い取った後に、お客様との間で、買い取った自宅について、「普通借家契約」を結ぶため、お客様が希望すれば、売却した自宅に住み続けられます。

理由⑥違法な業者も存在するから

リースバックは、怪しいサービスではありませんが、なかにはしつこく勧誘して高額な違約金を請求したり、相場より著しく低い買取金額を提示したりする悪質なリースバック事業者も存在します。

こうした違法業者のイメージから、「リースバックはやばい」、「リースバックはやめとけ」と言われる場合があります。

自宅を手放すことは、人生において、重要な選択の一つなので、信頼できるリースバック事業者を選ぶことが大切です。

リースバックのトラブル事例

リースバックの仕組みや契約内容を十分に理解しないまま、リースバック契約を締結すると、以下のトラブルにつながる可能性があります。

  • 高額な違約金を請求された
  • 賃貸借契約を再契約できずに、退去しなければならなくなった
  • 修繕費をどちらが負担するかで揉めた
  • 親が勝手に契約していた
  • リースバック事業者が倒産した

国土交通省では、リースバックが適切に活用されるように、トラブル事例などをまとめた「住宅のリースバックに関するガイドブック」を公表しています。

また、以下の記事では、リースバックで起こり得るトラブルを詳しく紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。

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リースバックで後悔しないためのポイント

住まいるリースバック

前述した通り、リースバックはまだ認知度が高くありませんが、近年ニーズが高まっている取引手法です。

仕組みや契約内容を正しく理解すれば、不動産活用の選択肢の一つとして検討できます。高齢者世帯を中心に、下記のとおり、さまざまな目的で利用されています。

  • 老後資金を調達する
  • 住宅ローンを完済する
  • 相続トラブルに備えて不動産を現金化する
  • 教育資金を調達する

契約後に後悔しないために、以下のポイントを押さえましょう。

家族と十分に話し合う

リースバックを利用する場合に限らず、高齢者が家族に相談せずに自宅を売却し、トラブルになった事例が報告されています。

契約内容を十分に理解しないまま、安易に、自宅を売却する契約を締結すると、家族と揉める、高額な違約金がかかるなどのトラブルが生じる可能性があります。不動産取引は複雑なため、家族や親族などの信頼できる方に相談し、十分に話し合ったうえで検討しましょう。

複数のリースバック事業者に査定を依頼する

リースバック事業者によって、自宅の売却価格や売却した自宅の家賃などの契約条件が異なるため、複数のリースバック事業者に査定を依頼しましょう。複数のリースバック事業者に査定を依頼すれば、適正な、自宅の売却価格を見極めやすくなり、よりよい条件で契約できる可能性があります。

ただし、自宅の売却価格が高ければ、家賃も上がります。自宅の売却価格だけでなく、売却した自宅の家賃や買戻し価格などの契約条件、その他のサービス内容も含めて検討しましょう。

リースバック契約の内容を入念に確認する

リースバック契約を締結する際は、契約書の内容を細部まで確認します。主なポイントは以下です。

  • 売却価格や家賃が適正か
  • 修繕費はどちらが負担するか
  • 買戻し条件や価格が明記されているか
  • 定期借家契約と普通借家契約のどちらか
  • 違約金が高額でないか
  • 退去時にどれだけ費用がかかるか
  • 家賃改定がどのような条件で行われるか

契約書の中に不明な点がある場合は、解消した上で契約しましょう。

家賃を支払い続けられるかシミュレーションする

リースバック契約を利用して自宅を売却し、売却した自宅について、賃貸借契約を締結した後は、毎月家賃の支払いが必要です。計画を立てずに賃貸借契約を締結すると、売却した自宅について、賃貸借契約を締結した後、家賃が支払えなくなったり、支払った家賃の合計が、自宅の売却価格を上回ったりする可能性があります。

ライフプランを立て、住みたい期間の家賃を支払い続けられるか、毎月家賃を支払っても、手元に残るお金があるかを十分に検討する姿勢が大切です。家賃が値上げされる、あるいは収入が減少する可能性も考慮して検討しましょう。

安心して利用するためのリースバック事業者の選び方

リースバックを利用して自宅を売却した場合、自宅の売却後も、貸主(リースバック事業者)との長期的な関係が続くため、リースバック事業者の選び方が重要です。トラブルを避けるためにも、以下のポイントを押さえ、納得して契約できるリースバック事業者を選びましょう。

  • 契約条件やサービス内容が希望に合うか
  • 信頼できるリースバック事業者か
  • 担当者が誠実に対応してくれるか

契約条件やサービス内容が希望に合うか

自宅の売却価格だけでなく、売却した自宅の買戻しの取扱いの有無や売却した自宅についての賃貸借契約の種類、費用、取扱いエリア、その他サービス内容も、リースバック事業者によって異なります。リースバック事業者を選ぶ際は、ご自身の希望や目的、ライフプランに合っているかをよく検討しましょう。

目的や状況によっては、リースバック以外の手段(通常の売却や融資など)も含めた検討が大切です。

信頼できるリースバック事業者か

信頼できるリースバック事業者かどうかにも着目しましょう。主なポイントは以下です。

  • 経営が安定しているか
  • 豊富な実績があるか
  • ホームページの情報が充実しているか
  • 幅広いニーズに対応できる提案力があるか

大手のリースバック事業者は資金力があり、比較的経営が安定している傾向があります。また、実績が豊富なリースバック事業者ほど、多様なニーズや状況に合った柔軟な対応が期待できるでしょう。

さらに、メリットだけでなく、注意点も入念に解説してくれるリースバック事業者を選ぶと安心です。

担当者が誠実に対応してくれるか

安心して手続きを進めるためには、担当者の対応の仕方も重要です。

  • 不明点や質問に対して納得するまで解説してくれるか
  • 分かりやすい用語で解説してくれるか
  • リスクや注意点も丁寧に解説してくれるか
  • 対応が迅速か
  • 状況やニーズをきちんと理解してくれるか

担当者が、強引に勧誘してくる場合や質問に対して十分な解説がしてくれない場合は、契約後にトラブルにつながる可能性があるため、このような担当者との間で、リースバック契約を締結することは、避けたほうが良いでしょう。

リースバックはアイフルグループ「AG住まいるリースバック」にご相談を

「AG住まいるリースバック」は、東証プライム上場のアイフルのグループ会社が提供するリースバックサービスです。アイフルグループでは、ローン事業や信用保証事業、信販事業など多くの金融事業を取扱っており、お客様のニーズに合わせてきめ細かな対応ができます。

AG住まいるリースバックでは、自宅を売却された後、お客様が希望すれば、売却された自宅について、賃貸借契約が更新される「普通借家契約」を結ぶため、お客様が、売却された自宅に長く住み続けることが可能です。

AG住まいるリースバックでは、お電話やWEBでのお問合わせを受け付けており、最短1週間でのご契約が可能です※。リースバックの利用を検討している方や不安な点がある方は、ぜひ一度AG住まいるリースバックにご相談ください。

※状況によりご希望に沿えないことがあります。

リースバックの仕組みを正しく理解して検討しよう

リースバックは、近年利用件数が増加しているサービスですが、仕組みが十分に理解されないまま、「やばい」や「やめとけ」と言われる場合があります。

自宅の売却と同時に、売却した自宅について、リースバック事業者との間で、賃貸借契約を結び、その後は、リースバック事業者に家賃を支払って住み続けられる仕組みで、違法性はありません。

ただし、リースバック事業者の一部には、悪質な業者も存在するため、信頼できるリースバック事業者を選ぶことが重要です。リースバックを利用する場合に限らず、不動産取引は複雑であるため、契約書を入念に確認し、納得した上で契約しましょう。

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    • 監修者
      • 監修者:鶏冠井 悠二
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    • コンサルタント会社、生命保険会社を経験した後、ファイナンシャルプランナーとして独立。「資産形成を通じて便利で豊かな人生を送って頂く」ことを目指して相談・記事監修・執筆業務を手掛ける。担当分野は資産運用、保険、投資、NISAやiDeco、仮想通貨、相続、クレジットカードやポイ活など幅広く対応。現在、WEB専門のファイナンシャルプランナーとして活動中
    • 資格情報:
    • 1級FP技能士・CFP・節約生活スペシャリスト・証券外務員一種・投資診断士・クレジットカードアドバイザー
    • HP:https://nagoweb.co.jp/fp/
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