リースバックの基礎知識リースバックとは、ご所有の不動産を売却しても、新たな所有者との賃貸契約を結ぶことで、賃料を支払いながら引き続きその不動産に住み続けることができます。また、将来的に買い戻しができる点も魅力のシステムです。 リースバックの基礎知識リースバックとは、ご所有の不動産を売却しても、新たな所有者との賃貸契約を結ぶことで、賃料を支払いながら引き続きその不動産に住み続けることができます。また、将来的に買い戻しができる点も魅力のシステムです。

リースバックとは、ご所有の不動産を売却しても、
新たな所有者との賃貸契約を結ぶことで、

賃料を支払いながら引き続きその不動産に
住み続けることができます。
また、将来的に
買い戻しができる点も魅力のシステムです。

リースバックの見積もりはどこに依頼する?相談の流れやポイントを解説

更新日:2025.11.05

住まいるリースバック

リースバックは、自宅を売却して代金を受取った後も、賃貸借契約に基づいて、リースバック事業者に家賃を支払うことで自宅に住み続けられる仕組みです。

不動産の取引に慣れていない方のなかには、「見積もり依頼はどうしたらよいのだろうか」「見積もりを依頼するにあたってどのような点に注意が必要か」などと、不安を感じる場合もあるかもしれません。

本記事では、リースバックの概要や見積もりの依頼先、見積もりから契約までの大まかな流れを解説します。見積もりをするときのポイントや注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

リースバックをご検討の方へ

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リースバックとは

リースバックとは、不動産をリースバック事業者に売却して現金を受取り、その後はリースバック事業者と賃貸借契約を結び、家賃を払いながら売却した不動産にそのまま住み続ける仕組みです。

リースバックを活用すると、売却後も家賃を支払うことで自宅に住むことができるため、住み慣れた環境を変える必要がありません。売却代金の使いみちは原則自由で、老後の資金やローンの返済のほか、子どもの教育費などにも利用できます。

なお、住宅を含む不動産は立地や築年数の影響を受けるため、相場は一様ではありません。また、リースバックの見積もりも、査定を依頼するリースバック事業者によって金額が異なる場合があります。

リースバックの詳細を知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

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リースバックの見積もりはどこに依頼する?

リースバックの見積もりは、リースバック事業者に直接依頼する方法が一般的です。ほかには、リースバックを取り扱っている不動産仲介会社に相談する方法が挙げられます。

ご自身で直接リースバック事業者に依頼する場合、不動産仲介会社の手数料が発生しない点がメリットです。リースバックを専門的に取扱っているため、リースバックの仕組みや利用上の注意点にも詳しく、さまざまな相談に乗ってくれます。

不動産仲介会社に仲介を依頼する場合は、中立的な立場にある第三者の客観的なアドバイスを受けられるメリットがあります。ご自身の状況に合わせて、よりメリットのある相談先に依頼しましょう。

リースバックの見積もりにかかる費用はいくら?

リースバック事業者によって異なりますが、多くの場合、見積もりに費用はかかりません。

物件情報や周辺の相場などをもとに実施される仮査定や、担当者が現地を訪問する本査定ともに、リースバック事業者が費用を負担して実施する場合が多いため、見積もりの費用を心配せずに相談できます。

リースバックの見積もりから契約までの流れ

ご自身でリースバック事業者に依頼する場合、「どのような流れなのか」「途中でキャンセルはできるのか」と、不安や疑問を感じるかもしれません。

リースバック事業者に依頼した場合、見積もりから契約までの主な流れは次のとおりです。

①リースバックの見積もりを依頼する

リースバックの見積もりは、WEBや電話で依頼が可能です。

たとえば、AG住まいるリースバックの場合、公式サイトから無料査定を申込めます。氏名や連絡先などの必要項目を入力すると、後日担当者がご希望の時間帯に見積もりを連絡します。自宅から好きなタイミングで依頼できるため、とても便利です。

AG住まいるリースバックは、フリーダイヤル(0120-933-651、平日9:30~18:00)でも見積もりを依頼できます。直接担当者と会話をしながら相談したい方は、電話で依頼する方法もおすすめです。

②見積もりの結果を受取る

見積もりを依頼後、リースバック事業者では仮査定が行われ、担当者から売却価格などの結果が伝えられます。

仮査定は、机上査定とも呼ばれる査定です。利用者の基本情報や物件情報をもとに、大まかな査定を実施します。実地での査定を伴わないため、1~2日ほどで見積もりの結果を受取れるでしょう。

③本査定を受ける

本査定は、担当者が実際に不動産を訪問する査定です。仮査定での見積もりを確認し、希望する条件を相談して、大筋の部分で納得できた場合に本査定へと進みます。

本査定では、書類上ではわからない住宅内の状況や周辺の環境などが確認されるため、リースバックの最終的な条件に影響する重要なステップです。不明点がある場合は、担当者に相談してみましょう。

本査定は、仮査定と比較すると結果の連絡まで時間がかかります。リースバック事業者によって違いはありますが、3日~1週間ほどが目安です。本査定終了後、最終的な売却価格や月々の家賃などの条件がリースバック事業者から提示されます。

④契約を締結して代金を受取る

本査定で提示された条件に納得できた場合は、リースバック事業者と売買契約および賃貸借契約を締結します。条件の提示から契約締結までは、2週間~1ヶ月ほどで進む目安です。契約に必要な手続きが完了したあとに、売却代金が振込まれる流れです。

多くの場合、契約を締結するまでは途中で保留やキャンセルが可能です。事前に手続きの流れを把握しておくと、よりあんしんできるリースバックの活用につながります。

リースバックではリースバック事業者が不動産を買取るため、通常の不動産売却のように買主を探す手間がかかりません。利用者と事業者の間で条件面の合意が得られたら、売却代金の受取りまで比較的短期間で済む点もリースバックのメリットです。

リースバックの見積もりで必要な情報

リースバックの見積もりを依頼する際には、依頼者の情報や物件情報などが必要です。主な情報には以下の項目が挙げられます。

カテゴリ 情報の例
基本情報 氏名、年齢、連絡先(電話番号やメールアドレス)など
物件情報 物件の種別(戸建て・マンション)、住所、名義人(本人名義・非名義・共有名義)、土地や建物の面積、築年数、物件の状態、間取りなど
ローンに関する情報 住宅ローンの有無、住宅ローンの残高、そのほかの債務額など
希望条件 リースバックの希望時期、売却価格や家賃の希望金額、利用する目的など

リースバックの見積もりは、提出された情報をもとに算出されます。できるだけ正確な情報を提供しましょう。

たとえば、建物の面積や建築年月は、登記簿謄本や登記事項証明書に記載されています。住宅ローンの残高がわからない場合は、金融機関が発行する残高証明書で確認してください。

納得できる見積もりを得るためのポイント

住まいるリースバック

リースバックは、大切な自宅の売却を伴う取引です。前述のように、不動産の見積もりは査定する事業者によって異なります。納得できる見積もりを得るためには、次のポイントが挙げられます。

  • 担当者に見積もりの根拠や理由を聞く
  • 複数のリースバック事業者で相見積もりを取る
  • 不動産会社や国のデータサイトを活用する
  • 最寄りの不動産会社で相場を確認する

各ポイントの詳細を解説します。

担当者に見積もりの根拠や理由を聞く

不動産には立地や築年数、周辺環境などに左右される相場がありますが、不動産取引に慣れていない方の場合、詳しいところまではわからないケースが多いです。

仮査定で見積もりの価格を提示されたときは、価格の根拠や相場についての見解を尋ねてみましょう。担当者の話を聞くと、ご自身の相場に関する知識が深まります。

また、担当者と不明点を相談できる関係性を築くことは、今後リースバックを利用していく上でも重要です。

複数のリースバック事業者で相見積もりを取る

リースバックで見積もりをする場合、複数の事業者に依頼して相見積もりを取る方法が有効です。

近年、国内では複数の事業者がリースバックのサービスを提供しています。相見積もりを実施し、売却価格や家賃などの条件を比較検討すると、自宅のおおよその相場が見えてくるでしょう。

なお、WEB上には一括査定サービスを提供するサイトもあります。一括査定サイトは、一度必要項目を入力するだけで多くの事業者に査定を申込めるため、相見積もりに便利です。

不動産会社や国のデータサイトを活用する

自宅の相場を知りたいときは、不動産会社や国のデータサイトを活用する方法も選択肢のひとつです。

不動産会社のなかには、公式サイトで想定相場価格を調べられるシミュレーターを提供しているところがあります。あくまで各不動産会社が持つデータから算出した概算価格ですが、手軽に自宅の相場を知りたいときに役立つコンテンツです。

また、国土交通省では、不動産の取引価格や地価公示情報などをまとめた「不動産情報ライブラリ」を提供しています。不動産情報ライブラリでは、地図表示や地域検索をもとに不動産の取引価格を調べることができます。

最寄りの不動産会社で相場を確認する

不動産の相場は、地域差の影響を大きく受けます。お住まいの地域の状況を含めた詳細な相場を知りたい場合は、最寄りの不動産会社に相談する方法があります。

地域に密着した不動産会社の場合、該当エリアのより詳細な情報を保有しているかもしれません。不動産会社は、国土交通省指定の不動産流通標準情報システム(REINS)を利用できるため、情報が参考になる場合もあります。

なお、不動産会社は、基本的に自社が提供するサービスの相談を受け付けています。不動産会社によっては、リースバックに関する相場の相談ができない場合があるので注意しましょう。

リースバックの見積もりの注意点

リースバックの見積もりをするときは、次の点に注意しましょう。

  • 仮査定と本査定で金額が異なる場合がある
  • 通常の不動産売却と比べて売却価格が低い傾向がある
  • 売却価格が高くなると家賃も高くなる傾向がある

それぞれの注意点を詳しく解説します。

仮査定と本査定で金額が異なる場合がある

リースバックの仮査定で提示される見積もりは、あくまで書類上で算出された目安の金額です。実地での確認を終えた本査定の金額と異なる場合がある点に注意してください。

通常の不動産売却と比べて売却価格が低い傾向がある

リースバックの売却価格は、通常の不動産売却と比較すると低くなる傾向があります。売却価格の相場は、市場価格のおおよそ60~80%が目安です。

  • リースバックの売却価格=市場価格×60~80%

たとえば、市場価格が2,000万円の物件の場合、リースバックの売却価格は1,200万円~1,600万円が目安になります。

売却価格が高くなると家賃も高くなる傾向がある

リースバック後の家賃は、通常、売却価格や想定する利回りを基準に決定されます。利回りが6~8%の場合の計算式は以下のとおりです。

  • リースバックの家賃=売却価格×6~8%÷12ヶ月

たとえば、売却価格が1,200万円の場合と1,600万円の場合の家賃の目安は以下のようになります。

売却価格1,200万円の家賃の目安

利回り 家賃の目安
6% 60,000円
8% 80,000円

売却価格1,600万円の家賃の目安

利回り 家賃の目安
6% 80,000円
8% 107,000円

売却価格や利回りが高くなると、近隣相場に比べて家賃が高くなる可能性があるので注意が必要です。

下記の記事では、リースバックの家賃設定を解説しています。あわせてご覧ください。

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リースバックの仕組みを知って納得できる取引をしよう

リースバックの見積もりは、直接リースバック事業者に依頼する方法やリースバックを取り扱っている不動産仲介会社を活用する方法があります。

リースバック事業者への見積もりは、WEBや電話で可能で、比較的短期間で結果を受取れます。見積もりを依頼しても契約しなければならないわけではないので、リースバックに興味のある方は、まず見積もりを依頼してみましょう。

AG住まいるリースバックでは、公式サイトでの無料査定資料請求、フリーダイヤルでの相談を受け付けています。リースバックの活用を検討するときは、ぜひAG住まいるリースバックにご相談ください。

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    • 監修者
      • 監修者:新井 智美
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    • 1級FP技能士・CFP
      2006年11月 卓越した専門性が求められる世界共通水準のFP資格であるCFP認定を受けると同時に、国家資格であるファイナンシャル・プランニング技能士1級を取得。2017年10月 独立。主に個人を相手にお金に関する相談及び提案設計業務を行う。個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン住宅購入のアドバイス、企業向け相談(補助金、助成金の申請アドバイス・各種申請業務代行)の他、資産運用など上記内容にまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。
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